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佐藤柚季のブログ

山口勝弘展神奈川県立近代美術館鎌倉別館で日記に着目し活動の展開や戦後美術の動向を紹介

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山口勝弘展神奈川県立近代美術館鎌倉別館で日記に着目し活動の展開や戦後美術の動向を紹介

企画展「山口勝弘展 『日記』(1945-1955)に見る」が、神奈川県立近代美術館 鎌倉別館にて、2022年2月12日(土)から4月17日(日)まで開催される。山口勝弘の『日記』を導きの糸に構成:山口勝弘、音楽:鈴木博義《オートスライド『試験飛行家W.S氏の眼の冒険』より》1953年 デジタル上映 個人蔵構成:山口勝弘、音楽:鈴木博ディオールネックレスコピー義《オートスライド『試験飛行家W.S氏の眼の冒険』より》1953年 デジタル上映 個人蔵
©Estate of Katsuhiro Yamaguchi日本のメディアアートの先駆者・山口勝弘は、戦後間もない1945年から55年までのあいだに18冊の日記を残した。そこには、日々の制作、足を運んだ展覧会やコンサート、読書、交友関係などが簡潔に綴られている。したがってこの日記は、山口自身の創作や思索をたどるうえで重要であるのみならず、瀧口修造が結成し、山口も参加したグループ「実験工房」などの戦後美術の動向を探るうえでも貴重な資料だといえる。北代省三《楽園喪失(回転する面による構成)》1952-53年頃 油絵具、厚紙、合板 東京都現代美術館蔵北代省三《楽園喪失(回転する面による構成)》1952-53年頃 油絵具、厚紙、合板 東京都現代美術館蔵
©Tokyo Publishing House企画展「山口勝弘展 『日記』(1945-1955)に見る」では、山口の日記に光をあてて、当時の戦後美術の動きを紹介。アメリカやヨーロッパの芸術動向の吸収、造形作家の北代省三や福島秀子などによる「実験工房」の結成、そして『アサヒグラフ』上での写真企画「APN(アプン)」や、スライド画像と音を連動させた「オートスライド」の制作といった活動を、関連作家の作品や資料とともにたどってゆく。山口勝弘《ヴィトリーヌ No.37》1953年 油絵具、モールガラス、ガラス、合板 神奈川県立近代美術館蔵山口勝弘《ヴィトリーヌ No.37》1953年 油絵具、モールガラス、ガラス、合板 神奈川県立近代美術館蔵
©Estate of Katsuhiro Yamaguchiまた、山エルメス靴コピー口の初期の活動を代表する「ヴィトリーヌ」シリーズも紹介。同シリーズは、油彩などのイメージを凹凸のあるガラス板で幾層にも覆い、鑑賞者の移動に伴って絵も動いて見える作品だ。会場では、その誕生と展開に光をあて、山口の多彩な活動の出発点を振り返る。ラースロー・モホイ゠ナジ『ヴィジョン・イン・モーション』1947年 書籍 神奈川県立近代美術館蔵(仲田文庫)ラースロー・モホイ゠ナジ『ヴィジョン・イン・モーション』1947年 書籍 神奈川県立近代美術館蔵(仲田文庫)さらに、ラースロー・モホイ゠ナジの『ヴィジョン・イン・モーション』といった洋書や洋雑誌、展覧会や映画のパンフレットなども紹介し、山口の思想の原点にもふれる。展覧会概要企画展「山口勝弘展 『日記』(1945-1955)に見る」
会期:2022年2月12日(土)〜4月17日(日)
会場:神奈川県立近代美術館 鎌倉別館
住所:神奈川県鎌倉市雪ノ下2-8-1
開館時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(3月21日(月・祝)をのぞく)
観覧料:一般 700円、20歳未満・学生 550円、65歳以上 350円、高校生 100円
※中学生以下、障害者手帳などの所持者および介助者原則1名は無料
※ファミリー・コミュニケーションの日(毎月第1日曜日:3月6日、4月3日)は、18歳未満の子ども連れの家族は、割引料金(65歳以上のぞく)で観覧可
※そのほかの割引に関しては問い合わせのこと
※会期などは変更となる可能性あり(最新情報は美術館ウェブサイトを確認)

【問い合わせ先】
神奈川県立近代美術館 鎌倉別館
TEL:0467-22-5000
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